第3回日本航空宇宙精神医学会が平成25年10月27日(日)9:30~11:30に福井市地域交流プラザ アオッサ福井にて、松原六郎会長のもと盛大に開催されました。
「ヒューマンファクター」のテーマのもと約40人の会員やパイロットが全国から集まりました。
まず、午前9時からは理事会、総会が行われ、平成24年度事業および決算報告と平成25年度の事業計画、予算が提案され、承認されました。
また、三井会員から、精神といっても、睡眠、錯覚、という神経学においても議論されていることが多く、もはや精神と神経を分けることは不可能であり、学会も精神神経学会としたほうが実情に合っているのではないかという提案があり学会名称の変更が承認されました。ただし、パイロットなど運航に携わる人たちの心理面へのケアを衰えさせてはいけないので、今後心理カウンセラーを含め、より心理面にも学会活動の範囲を広げることを忘れないようにとの意見も取り入れられました。
次期開催は西大條公一会長のもと、神戸か岡山で開催されることが承認されました。
今回の学会の講演は以下の通りでした
・講演 (9:30~10:00) 演題「インシデントからアクシデントへ」
講師 医療法人 久仁会 明石同仁病院 理事長 西大條 公一先生
・特別講演 (10:00~11:30) 演題「航空身体検査と安全」
講師 元財団法人航空医学研究センター 検査・証明部長 福本 正勝先生